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「張り子の虎」って知っていますか?

こんにちは!ポプリの森店長の中島です。
4月に入って10日経ちましたが、まだ桜🌸を楽しめるのは何年ぶりだろうなと思いながら遅い春を楽しんでいます🌸
さて、商品のPRをさせて頂きたいと思います!
みなさんは「張り子の虎(はりこのとら)」って知っていますか?
虎の置物ですが、首がユラユラ、クネクネ動くやつ、あれです🐆笑
同じようなものに福島県会津の郷土玩具「赤べこ」も有名ですね、赤い牛をモチーフにしたものです。
一方、「張り子の虎」は香川県の伝統的工芸品に指定された郷土玩具です。
「張り子」とは、木型に和紙を何重にも貼り重ねて成形し、乾燥後に絵付けをして作る技法のことです。
虎をモチーフにした「張り子の虎」は、香川県丸亀市が有名で、戦後の郷土玩具ブームの中で全国に知られるようになりました。

●「虎」に込められた意味と歴史
虎は古来より、「力強さ」や「魔除け」の象徴とされてきました。
特に男の子の健やかな成長を願う端午の節句(こどもの日)に飾られることが多く、鯉のぼりや兜飾りと並んで、虎の置物が登場するのはこの由来によります。
また、虎は「千里を行って千里を帰る」と言われることから、無事に帰ってこられる「家内安全」や「交通安全」などの意味合いも持っています。
香川の張り子の虎は、このような縁起の良さと、素朴で温かみのある手仕事が評価され、長く愛されてきました。
●季節の飾り物としての使い方
張り子の虎は、端午の節句以外でも季節のディスプレイとして使われています。
例えば、お正月の縁起物として玄関に飾ったり、男の子の出産祝いに添える贈り物として選ばれることもあります。
大きさは大小様々な虎が作られていますが、現代の住宅にもなじみやすいコンパクトなサイズ感のものは、お部屋のアクセントとしてもぴったりです。
●あの有名な「巨大な張り子の虎」も実在します!
張り子の虎といえば、実は奈良県の信貴山にある「朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)」に、なんと全長6メートル以上の巨大な虎の張り子があるのをご存知ですか?
この巨大な虎は「世界一福寅(ふくとら)」と呼ばれ、訪れる人々の目を引くシンボル的存在です。首が左右にゆっくりと動く様子は、まるで生きているかのようで、大人も子どもも思わず見入ってしまう迫力があります。

その由来は、聖徳太子の伝説にさかのぼります。
物部守屋との戦いに向かう途中、聖徳太子がこの地に陣を構え、寅の年・寅の日・寅の刻に毘沙門天から勝利の加護を得たとされています。このことから、信貴山は「毘沙門天信仰の総本山」とされ、虎はその守り神・毘沙門天の使いと考えられるようになったのだそうです🐆
以来、虎は勝運や金運を呼ぶ縁起物として信仰され、「福寅」として多くの参拝者に親しまれてきました。毎年、寅の日には「寅まつり」が開催され、境内にはたくさんの張り子の虎や虎グッズが並びます。
張り子の虎といえば郷土玩具のイメージが強いですが、こうして仏教的な信仰や歴史とも結びついているのもまた、日本文化の奥深さを感じさせてくれますね🗾
●実は意外なところで活躍中?
「張り子の虎? なんか昔のおもちゃみたい…」と思うかもしれませんが、実は近年、映画やドラマなどの映像作品でも静かに存在感を放っているんです😊
たとえば、2021年に話題となったNHKの連続テレビ小説『おかえりモネ』では、登場人物の部屋にさりげなく張り子の虎が飾られていたことで、SNSでも「懐かしい!」「あれって張り子の虎だよね?」とちょっとした話題に📺
また、2020年公開の映画『風の電話』でも、被災地の家に飾られていた小物の一つとして登場しており、観る人の心に静かに郷愁を呼び起こしました🎞️
そんなふうに、画面の中でも“誰かの大切な思い出”を象徴する存在として使われていることが多いのも、張り子の虎ならではの魅力かもしれません。
●ポプリの森に新登場!
このたびポプリの森でも、この「張り子の虎」の取り扱いを始めました。
木のおもちゃと同じく、自然素材のぬくもりを感じられる工芸品として、ご家族の記念日や、贈り物にぴったりの一品です。
お子さまの健やかな成長を願って。
日本の手仕事を、日常に取り入れてみませんか?
【 関連ページ 】➡ 張り子の虎 5号(黄)
【 関連ページ 】➡ 【白虎】張り子の虎 5号
- 2025.04.10
- 11:47
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