張り子の虎 5号(黄)【三宅人形店】【首振り虎】
「張り子の虎」とは
張り子虎(はりことら)は、日本全国で作られている郷土玩具の一つで、特に香川県のものが有名です。
その起源は中国にあり、日本には戦国時代から江戸時代にかけて伝わったとされています。
虎は強さや勇敢さの象徴とされ、戦国武将たちの間では勝利を願う縁起物として用いられました。
香川県の張り子虎は、江戸時代後期に高松藩(現在の香川県高松市周辺)で生まれました。
紙と糊を使って成形し、鮮やかな色彩で仕上げられるのが特徴で、頭がゆらゆらと揺れるユーモラスな動きが人気を集めました。
これが「子どもの健やかな成長を願う縁起物」として親しまれ、特に端午の節句には欠かせないものとなりました。
製造を手掛ける三宅人形店は、三豊市仁尾町の北側、詫間越地区の工房で明治30年から張子虎を製造しており、昭和61年に香川県伝統的工芸品に指定されました。
これは地域の文化や技術を守るための取り組みの一環であり、香川県の張り子虎が他地域のものと異なる独自の技法や意匠を持つことが評価されたためです。
現在も職人たちによって一つひとつ手作りされ、その温かみのある姿が多くの人々に愛されています。
商品情報
香川県の伝統工芸品として知られる張り子虎(黄色)は、勇敢さと繁栄を象徴する縁起物です。
古来より虎は力強さの象徴とされ、特に黄色は「金運」「成功」「健康」を意味するとされています。
お子さまの健やかな成長を願う贈り物や、商売繁盛を祈るインテリアとして最適です。
熟練の職人が一つひとつ手作りし、伝統的な技法を受け継ぎながらも温かみのある表情を持たせています。
ユーモラスに揺れる頭が愛らしく、お部屋に置くだけで明るい雰囲気を演出します。
■ブランド:三宅人形店
■生産国:日本(香川県)
■素 材:和紙、胡粉、にかわ、顔料、馬毛、ワニスなど
■サイズ:19×6×12cm(パッケージサイズ)
■指 定:香川県伝統的工芸品
■カテゴリー:インテリア雑貨、正月飾り、干支置物、開運