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日本で生まれた、やさしいマトリョーシカ

マトリョーシカ~世界を旅してきた入れ子人形と、日本の手しごと~
こんにちは、木のおもちゃ専門店「ポプリの森」店長の中島です。
あっという間に4月が過ぎ去り、5月を迎えました!
ずっとゴールデンウィークという羨ましい方々もいらっしゃるでしょうね🎏😊
当店は暦通りの営業となっておりますので、よろしくお願い致します🙏
さて、みなさんは「マトリョーシカ」はご存じですか?
「マトリョーシカ」と聞くと、まんまるな目に赤いほっぺ、小さな体がすっぽりと次の大きな人形に収まっていく“入れ子式”の木製人形を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
実はこのマトリョーシカ、日本でも独自の進化を遂げています。そして私たち「ポプリの森」でも、このたび日本の作家さんが手がけた《日本製マトリョーシカ》の取り扱いを始めることになりました。
今回は、マトリョーシカのルーツや、日本での受け入れられ方、そして現代の平和への想いも少し交えながら、ご紹介していきたいと思います。
マトリョーシカってどんなもの?
マトリョーシカは、もともとロシアで生まれた民芸品で、最も有名なスタイルは、ひとつの人形の中から次々に小さな人形が出てくる“入れ子式”の構造です。その起源は1890年ごろ。日本の「七福神」の入れ子人形にヒントを得て、ロシアの工芸職人が作ったのが始まりだと言われています。
最初のマトリョーシカは、ロシアの農村の女性をモチーフに、スカーフをかぶった素朴な表情が描かれていました。その温かみのある雰囲気が世界中で愛されるようになり、今ではマトリョーシカといえばロシア文化の象徴のひとつとも言えます。
日本に伝わって、やさしい表情のマトリョーシカに
日本にマトリョーシカが伝わったのは、戦後まもなくから。おみやげや輸入雑貨として入ってくるようになり、そのユーモラスな姿と仕掛けの面白さが子どもにも大人にも人気となりました。そして近年では、なんと日本の作家さんたちが「和」の感性でマトリョーシカを再解釈し、独自の作品を作るようになっています。
木のぬくもりを活かしながら、やさしいタッチで絵付けされたその姿は、ロシアの原型とはまた違った、どこか日本的な「ほっとする」表情を持っています。
着物姿や動物モチーフ、季節の草花が描かれたものなど、日本の暮らしに溶け込むようなマトリョーシカが少しずつ広がりを見せています。

マトリョーシカはどう使うの?
「かわいいけど、どう飾ればいいの?」という声もよく聞きますが、マトリョーシカは意外とさまざまなシーンで楽しめるアイテムです。・リビングや玄関にちょこんと飾って季節のアクセントに
・子どもと一緒に入れ子の仕組みで遊ぶおもちゃとして
・出産祝いやお誕生日のギフトにもぴったり
・中の人形に小さなお手紙を入れて、サプライズメッセージに
遊び心がありながらも、どこか静かな存在感のあるマトリョーシカ。飾る場所や過ごす時間に、ちょっとしたぬくもりを添えてくれます。
実は日本にもあった、入れ子の文化
マトリョーシカ=入れ子人形、というイメージがありますが、実は日本にも昔から“入れ子式”のものがいくつか存在しています。たとえば、重箱や入れ子の漆器、こけしの一部にもその構造が見られますし、入れ子式の収納箱は和室文化の中でも長らく使われてきました。
効率よく仕舞えるだけでなく、コンパクトな美しさがそこにはあります。
ロシアと日本、遠く離れた国同士でも、「入れ子」に感じる美や実用性はどこか通じているのかもしれませんね。
今だからこそ、マトリョーシカに込めたい想い
マトリョーシカはロシアの民芸品。そのため、昨今の国際情勢から「ロシア=ちょっと近寄りがたい…」という印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。けれど、マトリョーシカそのものは、戦争とも政治とも関係のない、人々の暮らしの中で育まれてきた小さな工芸品です。
今この瞬間も、ロシア国内では多くの作家さんが、自分の手で木を削り、絵を描き、愛情を込めてマトリョーシカを作り続けています。
人と人とのつながりが希薄になりがちな今だからこそ、こうした「手仕事」や「祈り」のような作品を手に取って、その背景にある“つくり手”のことにも想いを馳せたい。
そんな気持ちも込めて、ポプリの森ではマトリョーシカを大切にご紹介していきたいと思っています。

ポプリの森にも、マトリョーシカがやってきました
これまで「木のおもちゃ」を中心にご紹介してきたポプリの森ですが、このたび新たに《日本製マトリョーシカ》の取り扱いをスタートしました。子どもも大人も、手に取ると自然と笑顔になるような、やさしい雰囲気のマトリョーシカたちです。
どの作品も一点一点、手描きによるものなので、まったく同じ表情の子はいません。
あなたのお気に入りの“ひと組”を、ぜひ探してみてくださいね。


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- 2025.05.01
- 20:21
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